爆破破砕 ダイナマイトと、電気雷管を組付け
鷲敷町(中学校裏) 「親ダイ」の作成
盤下げ発破 (あかり発破) 深さ 3〜6m
鷲敷町(中学校裏)
岩盤掘り下げ発破。平成14年から15年にかけて、鷲敷中学校裏側の山を、盤下げ発破により、拡張整備し、大きな施設が誕生しました。(この現場では、約半年間で50トン以上の爆薬が消費されました。この業務に毎日爆薬の供給配達や、技術計画、振動対策関係等で、参加をさせていただきました。 爆薬運搬箱内に、電気雷管を組み込んで完成した 「親ダイ」 が見えます。アンホ爆薬を爆発させるために、ブースターとして使用します。(いろんな色の電線が見えますが、爆発順序を制御する時差を設定するための、多段の電気雷管が使用されているためです)この爆薬は、3号桐ダイナマイト(サイズ25mm x 100gです)電気雷管は、このときは、DSタイプ 脚線長6M物を、20段まで使用しました。
爆破破砕 爆破破砕
穿孔した爆薬装てん穴の深さを、点検しています。手前に見える、長尺の袋は、顆粒状の爆薬、「アンホ爆薬」を、入れるための袋です。(アンホ爆薬は、耐水性が無いので、このような袋に入れて、湧き水の対策を考慮しながら使用します。) 爆薬で、小さく砕かれた地盤を、超大型の建設機械で、掘削、積み込み、運搬をしています。(どんな大きな掘削機械でも、岩盤には通用しません、このような現場では、爆薬によって、岩盤を、小さな石の状態まで砕き、バックホーで積み込みや整地をを行います。(建設中に出現した、大きな石や、コンクリートの破砕は、建設機械では、撤去 破砕困難な場合があります。規模にもよりますが、いろいろな方法で、爆薬や、静的破砕剤 (ロックトーン)を用いて、処理が可能です。このような場面に遭遇された場合は、ご一報くださいませ。専門のプロジェクトチームを立ち上げ、対応させていただきます。
火工所 火薬類取扱所
発破現場では、必ず火工所を設け、この場所で爆薬の火工準備作業を行わなければなりません。 発破現場には、取扱所を設け、すべての火薬類はこの設備を経由し、供給されます。
火薬運搬車両 火薬運搬車両
火薬類を運搬するには、専用の車両と専用の標識が必要です。火薬類は、100.kgを超えて運搬する場合は、その都度、出発地を管轄する公安委員会に許可申請を行うことが必要です。
発破振動の計測 発破振動の計測
発破作業は、振動を発生しますが、電気雷管の細やかな選択選定によって、その爆発間隔を調整し、できるだけ振動が最小になるように工夫します。
発破振動を継続的に測り、データを研究。次回の発破振動の軽減に努める。
チャート紙にグラフで現れてきます。
人が忍び足で歩行しても、はっきりと計測できる敏感な計測器です。
破砕業務 破砕業務
ロックトーン (静的破砕剤) ロックトーン (静的破砕剤)
看板基礎の静的破砕剤による破砕撤去作業
阿波郡市場町
穿孔作業中です。 静的破砕剤(ロックトーン)にて、鉄筋入りの看板基礎を、無振動で破砕。間隔を300mm孔径40mm以上で穿孔し、静的破砕剤を入れ、各孔同時に水を注入、8分くらいで膨張し、鉄筋や溶接部分も同時に破断しながら、コンクリートには、10mm以上のクラックが発生する。(30分程度で膨張は、完了し、連続的に作業が行え、短時間で安全に破砕が可能です。)(この製品の販売と、施工を行っています。詳細は、メールにてお問い合わせくださいませ。) 静的破砕剤 (ロックトーン)を、穿孔した穴に、注入完了。(カレット状ですので簡単です)
破砕業務 破砕業務
ロックトーン (静的破砕剤) ロックトーン (静的破砕剤)
大型の特殊加工した じょうごを用いて、水を同時に注入する。 破砕の効果は、約8分後に現れ、どんな硬い岩盤や鉄筋入りのコンクリートでも、ごらんのように、破砕されます。(膨張完了は、30分以内です)
破砕業務
ロックトーン (静的破砕剤)
鉄筋の混入している場合は、建設機械等で、軽く転がしたり、ショックを加えれば、クラック発生部分から、簡単に分解が進行します。(無鉄筋のコンクリートや、岩石では、簡単に、作業が進行します。)また、大きな岩盤や、コンクリートを破砕する場合、人家や、建物に影響が発生しないような場所では、爆薬や、コンクリート破砕器による破砕も可能です。この場合は、火薬取扱保安責任者免状、や、発破技師、コンクリート破砕器作業主任者免状が必要で、その都度事前に、監督官庁に、火薬類の譲受申請、許可申請、届出が必要になります。ご依頼の場合は、期日的な余裕をもって、お問い合わせくださいませ。 なお、静的破砕剤 (ロックトーン)のご利用には、一切の免許や資格は要りません。短時間で、効率が向上した破砕が可能です。
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